初めて不動産を購入するという方にとっては、疑問や不安を感じる場面は多くあるでしょう。
この記事では、不動産の購入を検討している方に向けて、不動産購入の流れや必要書類、費用などを解説します。
Contents
不動産購入の流れと必要書類
不動産を購入する際は、下記のようなステップがあります。
STEP1 希望条件を明確にする
STEP2 物件を選ぶ
STEP3 資金計画を立てる
STEP4 住宅ローンの事前審査申込み
STEP5 購入を申込み
STEP6 重要事項説明を受ける
STEP7 住宅ローンを契約する
STEP8 物件の引き渡し
このステップの過程では、さまざまな書類を準備する必要があります。書類が必要となるステップを押さえ、スケジュールに余裕を持って用意することが大切です。
売買契約時
・身分証明書
・実印
・印鑑証明
住宅ローン借り入れ時
・住民票
・所得を証明できる書類（源泉徴収票・所得証明書など）
・借入金残高証明書または返済予定表
・返済口座通帳
不動産購入にかかる費用
不動産購入に際しては、物件そのものの購入金額以外にも、不動産会社や金融機関に対して手数料を支払ったり、国や地方自治体に対して税金を納めたりといったように、さまざまな種類の出費が発生します。
不動産購入の意思を固めた時点で、すぐに何にどれほどの費用がかかるのかを明確にしておきましょう。
税金
印紙税：契約書類の発行時にかかる税金
登録免許税：不動産の所有権移転登記にかかる税金
不動産取得税：不動産購入時に1度だけかかる税金
消費税：建物のみに課税される税金
その他の費用
仲介手数料：仲介物件を購入する場合に発生
住宅ローン手数料：住宅ローン借り入れ時に発生
登記の依頼料：不動産の所有移転登記を司法書士や土地家屋調査士に依頼した場合に発生
手付金：物件の購入金額の一部を、契約時に支払うことが一般的
火災保険料：住宅ローン契約時に発生
修繕積立金（マンションのみ）：マンションのメンテナンスのための費用で、購入後毎月発生
不動産購入前の注意点
内見は複数回行く
希望物件は必ず複数回内見にいきましょう。
時間帯や天候によって日当たりや周辺環境が異なる可能性があるためです。
手間はかかりますが、「平日と休日」「朝、昼、夜」「晴れの日と雨の日」と、条件を変えて何度も内見すると良いでしょう。
また、内見の際は、下記のポイントをチェックしましょう。
・広さは十分か
・日当たりは良いか
・共有スペースは掃除が行き届いているか
・周辺環境や音は問題ないか
・近隣住民はどんな人か
・周辺の治安は問題ないか
・交通手段に問題はないか
・コンビニなどの買い物の利便性は問題ないか
・耐震性は「旧耐震基準」か「新耐震基準」か
ハザードマップを確認する
ハザードマップを確認することによって、自然災害が発生した際の危険エリアを把握できます。
ハザードマップは国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」にて確認することができます。
一生に一度の大きな買い物なので、後悔のないようにしっかりと準備をして進めましょう。
※参考URL：国土交通省 ハザードマップポータルサイト https://disaportal.gsi.go.jp/
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